歯科用ガラス

特殊ガラスにおける130年以上の経験を活かし、ショットは光学品質を要求されるガラスを製造するために特別に設計された溶融タンクで、すべての歯科用ガラスを溶融します。 その後、乾式および湿式粉砕技術を使用して、目的の粒度と分布に応じて原料を微粉末に粉砕します。

歯科用ガラスパウダーの品質は、いくつかの重要な特性によって定義されています。

透明度

透明度の高い特殊ガラスを使用しているため、着色料を加えることで歯の色にマッチした複合材料を作ることが可能です。 ショットの高品質の歯科用ガラスは、ガラスとコンポジットの屈折率に完全に一致させることができます。

粒度

ガラス粒子の充填量(密度)を高めることにより、重合時の複合樹脂の収縮を抑え、歯科用充填材の機械的強度と耐久性を高めます。 また粒径の異なる粒子を混合することで、充填材の研磨性を高め、ひいてはその美観を高めることができます。 これを可能にするための重要な工程の1つに、ガラスを粉砕して超微粒子化することがあげられます。

純度

優れた光沢と透光性を実現するためには、歯科用複合樹脂材料に含まれるガラス粒子の純度を最高レベルに高める必要があります。 ショットは、原材料(不純物や変色がないこと)から始まり、粉砕プロセス(摩耗や異物混入がないこと)に至るまで、厳格な品質要件を遵守しています。

X線可視性

充填物を周囲の歯の組織から区別し、歯の欠陥を評価するには、適切なX線不透過性が必要です。 これは、ショットの特殊なX線不透過性添加剤を充填材に添加することで実現できます。

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