NEXTREMA®ガラスセラミック採用の赤外線ヒーターカバー
防眩性に優れた暖かいヒーター。1つのソリューション SCHOTT NEXTREMA®との緊密な協力を通じてミュンヘンホームシステムズ社のHEATSCOPE® PUREは、特定の要件に対応するために開発されました。
MHSは、部屋の雰囲気を損なわずに効率よく空間を暖め、防眩性の高い赤外線ヒーターの開発を目指しました。開発プロセス全体を通して、1つ確かなことがありました。それは、プロジェクトの成功が、使用する素材が熱に耐えられると同時に、他の多くのヒーターに見られるオレンジ色の光を低減し、高い防眩性を維持できるかどうかにかかっているということでした。
私たちが求めたのは、デザイン性を確保しつつ、適切な熱量を発することができる、汎用性の高い堅牢な素材でした。強力なヒーターの厳しい要件を満たしながら、審美的な表現を可能にする素材です。
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ガラスセラミックのフロントカバーに答えがありました。驚異的な耐熱性と適切なトランスミッションプロファイルを備えています。
SCHOTT NEXTREMA®によって完成したHEATSCOPE® PUREの利点
SCHOTT NEXTREMA®のガラスセラミックスソリューションは、幅広い有用な特性を備えています。HEATSCOPE® PUREの開発に大きな影響を与えた特性をご紹介します。
6種類のトランスミッションプロファイルから選択可能
可視光と赤外線の6つの透過率プロファイルにより、防眩性を保ちながら効果的な暖房を実現するための多くの選択肢があります。
驚異的な耐熱性
ショットのガラスセラミックスは、最高950°Cの温度で、ヒーターの最高温度を容易に処理することができます。
極めて堅牢な耐熱衝撃性
NEXTREMA®は、最高820°Cの急激な温度衝撃に耐えることができ、素材の完全性にほとんど影響しません。
極めてゼロに近い熱膨張率
ガラスセラミックの安定性により、極端な熱や、急激な温度変化にさらされても形状を維持することができます。
信頼性の高い耐化学薬品性
酸や塩基に対して高い耐性を持ち、DIN 12116、ISO 695、DIN ISO 719の各規格に準拠し、屋外環境でも使用可能。
必要なときにのみ反応
NEXTREMA® はプロセス不活性であるため、他の素材と反応しません。これにより、革新的な用途に新たな可能性が生まれます。
2018年レッド・ドット・デザイン賞受賞
HEATSCOPE® PUREは、発売と同時に大きな注目を集め、そのイノベーションとデザイン性が評価され、2018年にレッド・ドット・デザイン賞を受賞しました。
素材から製品まで：独自のガラスセラミック素材プラットフォームNEXTREMA®は、エンジニアやデザイナーに新たな次元を切り開きます。ショットの130年にわたる特殊ガラスの経験を組み合わせることで、私たちは、お客様の想像力を解き放ち、インスピレーションを得て、未来を形作ることを目指しています。
ロベルト・ぺレス・カストロ
NEXTREMA®製品管理責任者