グリルを使いこなす - ガラスセラミックの窓を通して
課題をクリアするガラスセラミックス
かつて、バーベキューグリルにはガラス窓が標準装備されていました。しかし、グリルメーカーが使用していた強化ガラスは、高熱や雨などの急激な温度変化にさらされると、弱くなったり割れたりすることがありました。それを補うため、通常小さな窓がつけられていました。しかし時間の経過とともに、煙と油脂が混じり、ガラス窓には洗っても落ちない灰色がかった黄色のシミができていました。やがて、グリルからガラス窓が消えてゆきました。
しかし、グリル愛好家は、焼いている間にグリルの中の焼き加減を見たいと思っています。グリル内の焼き加減を確認できるかどうかが、グリル料理がうまくできるか失敗するかの分かれ目になります。
ガラスセラミックを使用することで、デザインと性能の両方の問題を解決しました。SCHOTT NEXTREMA®ガラスセラミックは、最高925°Cの温度で強度を保ち、800°Cまで加熱して氷水(約10℃)に投入しても影響がないほど熱衝撃に非常に強く、多少の雨は問題ありません。
五感を使ってグリル調理
NEXTREMA®ガラスセラミックを組み込むことで、 Fire Magic®社は独特の輪郭を持つグリル蓋の覗き窓をデザインすることができました。ガラスセラミック窓を頻繁に清掃する頻度を最小限に抑える斬新な設計アプローチです。湾曲したフードは、「エアウォッシュ」機能で煙や飛散物を本体の後ろに移動させるため、フードを開けなくてもグリル内の様子を見ることができます。また、この形状により、蓋の表面が開放され、グリル内がより見やすくなりました。グリル愛好家にとって本物の理想的な製品です。ジュージュー音を立ててグリル料理をしてみたいですか?
SCHOTT NEXTREMA® ガラスセラミックリッド、バーナーシールド、サイドバーナー、アクセサリーのポートフォリオをご覧ください。
ロベルト・ぺレス・カストロ
NEXTREMA®製品管理責任者