BMWヴェルト
キーとなる数字
背景
2000 年、BMWグループはドイツ、ミュンヘンに新しいコミュニケーション・ブランドセンターのデザインの為に、オープンな設計デザインコンペを立ち上げました。 長期間にわたる選定プロセスの後、スリム、自由趣向なムーブメント、外部世界との透明感のあるコミュニケーションというビジョンからCoop Himmelb(l)au が選ばれました。 建物の頭部には、2 つの円すい状のガラスと鋼製構造物があり、竜巻のような印象をを生み出しました。 このビジョンを実現するために、彼らは SCHOTT と手を組み、目を引くアイデアと高度な安全特性、耐火機能、省エネ特性を組み合わせました。
タスク
野心的な二重円すいユニットの構造は、5.5 メートルの側面長さを持つ大型の三角形の窓を含む 900 の異なるガラスパーツを必要としました。 これらの窓ガラスは美的に素晴らしい空間を創出しましたが、最適な安全性とエネルギー効率の基準を実現するだけではなく、流光を高める内装のガラス機能と組み合わせる要がありました。
解決策
BMW Welt のガラスとスチール構造には、美観とシームレスな機能性、それらの邪魔にならない安全特性を兼ね備えることが必要でした。 SCHOTT PYRAN® 耐火ガラスを使用することで、火災時に重要な流光の維持 - 透明性を維持しながら、建物内の炎や煙の拡散に対する重要なバリア機能をもたらします。
優れた構造による強度と保護
SCHOTT の名高い PYRAN® 防火ガラスは、建物の広々とした雰囲気に欠かせない流光を維持しながら、火や煙の広がりに対し、透明性を確保します。 建造物に採用されている他の多くのイノベーションの中で、帯水スチール形式の加熱・冷却システムがガラスファサードに組み込まれました。 これにより、夏場における過熱からのガード、冬場におけるガラス壁を通じた冷気侵入と結露を防止しました。
運転とコミュニケーションの証
BMW Welt の二重円すい構造は、バイエルンの観光客を最も魅了する建築とエンジニアリングの荘厳な傑作です。 自由志向のガラスとスチールのコンビネーションは、印象的な隣接建造物であるミュンヘン・オリンピアパークを引き立たせる技術的エレガンスだけでなく、運転とコミュニケーションの精神も呼び起こします。
使用マテリアルおよび類似製品
この単板な耐熱強化ホウケイ酸ガラスは、火災や煙に対する効果的なバリアを可能にするだけではなく、強いストレス環境下でも透明性を維持します。 目立たない接合部により、シームレスなクリーンでモダンな商業用スペースに統合できます。欧州のランドマークを創出するために、グローバルエキスパートがチームを組んでいます。
BMW Welt はプロジェクトの大きさを考慮し、ヨーロッパで最もドラマチックなモダン建造物を創造する為に数多くの企業を起用し、専門知識を結集ました。 建築に4年。ショット、建築家 Coop Himmelb(l)au、ガラス加工会社の Josef Gartner GmbH、その他多数の企業やコンサルタントとの緊密なコラボレーションが必要でした。
SCHOTT
製ガラス
建築家
Coop Himmelb(l)au, オーストリア
ガラス加工会社
Josef Gartner GmbH、ドイツ
ファサードコンサルタント
Emmer Pfenninger + Partner Ag、スイス