カーネギーメロン大学
主要数値
背景
ペンシルバニア州ピッツバーグのカーネギーメロン大学キャンパスにあるスコットホールは、2016年春にオープンしました。 大学は、建築家のMichelle LaFoeとIsaac Campbellを筆頭としたOFFICE 52 Architecture設計チームに、工学部のナノサイエンス、バイオサイエンス、エネルギーテクノロジービルディングの設計を依頼しました。 建築家には、カーネギーメロンの多分野の学問領域にまたがる文化が先進的および協力的な先行ナノテクノロジーと複雑な工学システムの研究施設を創りだしていることを体現すというテーマが与えられました。課題
建築家には、研究所内で実施される科学的作業を捕獲する外的構造とビジュアルを兼ね備えつつ省エネルギーでハイテクな象徴的建物を設計するというテーマが与えられました。 特に重要なことは、大学の厳格な持続可能性と省エネルギーの目標でした。 一連の太陽光研究、温熱的快適性解析、エネルギーモデリングでは、ファサード部材の最適な配置が必要とされました。ソリューション
SCHOTT NARIMA®ガラスを使用した一連の光と色の調査の後、建築家は太陽光保護に垂直外壁スラットとしてシルバー/ブルーの反射を生み出すSCHOTT NARIMA® Orange、水平スラットとしてSCHOTT NARIMA® Blue-Goldを選択しました。 ショット独自のダイクロイックガラスは、建物に対して魅力的な視覚的奥行きと絶えず変化する色パターンを与えるだけではありません。それは米国で最もエネルギー効率的な研究所建物の一つを作り出すためのエネルギー性能の目標を上回る建築学の解決策における重要な要素です。インスピレーションを与えるガラス
SCHOTT NARIMA®は、建築家と設計者に対して、ある色を反射する一方で他の色の透過を可能にする独自の視覚的効果を提供します。 人を魅了し喜ばせる外観を生み出すために、色は見る人の位置と太陽光線の強さと位置に応じて変化します。 スコットホールのような多くの建物に対するその他の利点は、そのまぶしい色装飾が鳥のガラスファサードへの偶発的な衝突を防止することです。科学と建築の結合
SCHOTT NARIMA®の使用は、建物のエネルギー効率に寄与する光の透過率と反射に加えて、「ナノサイエンス、尺度、光子と建築の比喩的な結合の概念」という大学から最初に与えられたテーマに対する回答に貢献しています。 ダイクロイックガラスの使用は、ナノサイエンスで使用される重要な光学材料であるフォトニック準結晶構造の幾何学的表現に類似した建物をもたらしました。使用した材料および類似製品
ダイクロイックガラスのSCHOTT NARIMA®は、それぞれが顕著な視覚的主張を行う6つの異なる色の選択肢を提供します。 フィルムベースではなくディップコーティングされたガラスは、より硬く、紫外線に対しての高い安定性、耐スクラッチ性、湿気に対する耐性、耐熱性、耐化学薬品性を備えています。
受賞歴
カーネギーメロン大学のプロジェクトのために、ショットはオレゴン州ポートランドを拠点とする建築家のMichelle LaFoeとIsaac Campbellを筆頭としたOFFICE 52 Architectureのチームと連携しました。 その結果、誕生した構造物は米国建築賞と国際建築賞を含む、数々の賞に輝きました。
ショット製のガラス
SCHOTT
建築家
OFFICE 52