Entrance to the SCHOTT plant in Duryea, Pennsylvania, US

ショット デュリエ

ペンシルバニア州の小さな町にあるショットの工場は、全米各地の工場の中でも研究・技術・開発において重要な拠点です。50年以上にわたって、世界のさまざまな市場に提供するショットの特殊材料や光学部品加工の生産拠点となっています。

小さな町での大きな成果

ペンシルベニア北東部にあるこの工場は、米国におけるショット の高度な光学製品の製造拠点です。1969年以降、ここでは光学ガラス、光学フィルターをはじめ、ショットの世界的に有名なZERODUR®ガラスセラミックの熔解・加工を行ってきました。また、カルコゲナイドガラスなどの赤外線材料を製造・加工し、仕上げコーティングやダイヤモンド研磨を施した部品を世界中の市場に提供しています。

デュリエは、レーザーガラスが開発された場所でもあります。レーザーガラスは、CERN(欧州合同原子核研究機構)や、核融合炉の点火技術を開発しているNIF(米国カリフォルニア州国立点火施設)など、世界的なプロジェクトで重要な役割を果たしている素材です。

ショットが提供するサービス

市場と用途

デュリエで製造される製品は、多岐にわたっています。この工場では、天文学、宇宙旅行、航空、センサー、照明、イメージング、ターゲティングシステム、レーザーレンジファインダー、デジタルプロジェクション、モバイルエレクトロニクス、スマートフォンカメラ、フラットパネルディスプレイ、マシンビジョン、高度医療のための内視鏡や顕微鏡など、多様な分野に部品を提供しています。

民間航空機のコックピット内部

製品

光学ガラス、赤外線材料、光学フィルターガラス、放射線遮蔽窓/基板、アクティブ/パッシブレーザーガラス、美術品や建築物に使用されるカスタマイズされたガラスなど、デュリエで製造されている製品のポートフォリオは多岐にわたっています。ZERODUR®ブランクもここで製造されており、天文学の研究プロジェクトや非常に高性能な望遠鏡の製造で重要な役割を果たしています。

灰色のカルコゲナイドガラス製品

所在地

SCHOTT North America, Inc.

400 York Ave, Duryea(デュリエ)
PA 18642, United States (デュリエ)

地域について

操業半世紀を迎えるデュリエ工場

デュリエは、ニューヨークとフィラデルフィアの両方に車で簡単に行ける好立地にあり、ここから9マイル北にはアメリカのテレビシリーズ(The Office)の舞台となったスクラントン市があります。2019年、デュリエ工場は50周年を迎えました。ショットのお客様の要望や課題に応え続ける姿勢が、このように長年にわたる操業を可能にしました。50年間で、この工場は大量の熔解作業から高度な光学部品施設へと発展しました。

額装された証明書、肖像、文書
50年の功績を称える

採用情報

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