ショットには世界各地に提携企業やパートナー企業があります。このネットワークによって、お客様のニーズに合わせてチューブラー型フォトバイオリアクターを構築することができるのです。
DEMAプロジェクトビデオ
A4F社は、遺伝子操作したシネコシスティス6803株(Synechocystis 6803)によるバイオエタノール生産のパイロットスケールでの培養と最適化、および事業化を想定した20ヘクタールの工業ユニットのビジネスプランを担当しています。
(www.dema-etoh.eu)
ecoduna社の「空中庭園」
ecoduna社の空中庭園は、木の表面を拡大するような効果と、垂直のモジュールによる培養池の光活性レイヤーの増加とを組み合わせたものです。この技術により初めて、資源や環境を保ちつつ、連続的に制御されたバイオマスを工業的規模で生産することが可能になりました。
ショットが第一選択肢
「世界トップレベルの技術を開発するには、業界で最も革新的なパートナーとの連携が必須です。ガラスのイノベーションに関しては、当社にとってショットが第一選択肢なのです。」
Heliae社社長兼CEO、ダン・サイモン氏
ショットは、科学分野や産業界から得た専門知識をもとに生産技術の進化を支援するために、アメリカで、藻類培養技術会社、Heliae社とアリゾナ州立大学(ASU)とともに共同研究プロジェクトを開始しました。ASUのテストベッド施設では、チューブ型のリアクターを、フラットパネルやレースウェイポンドなどの他のシステムと同じ場所で比較することができます。このプロジェクトで使用するHeliae社のHelix™らせん型リアクターには非常に薄く透明度の高いガラス管が使われており、異なる藻類株の培養に理想的なシステムとなっています。
アリゾナのテストベッド施設を立ち上げた時に、Heliae社社長兼CEOのダン・サイモン氏は「Heliae社とショットの研究開発チームは何年にもわたって、世界トップレベルの技術を開発するために互いに協力してきました」と語っています。
ガラスとプラスチックの違い
「ガラスはプラスチックに比べ、多くの利点があります。耐薬品性のほか、ガラス管の安定性も効果的です。プラスチックでは多くの支柱が必要になり、それらが影を作ってしまいます。その結果、効率は低下し、コストが高くなります」
Microphyt社(フランス)プロジェクトマネージャー、
アルノー・ムラー=フーガ氏
プラスチックからショットのガラスへ
「プラスチックからショットのガラス管に切り替えたことで、当社のBioFence™バイオフェンスシステムの優れた工学技術がより強化されました」
Varicon Aqua Solutions社(イギリス)ディレクター、
ジョー・マクドナルド氏
イギリスのVaricon Aqua Solutions社は、特許技術のBioFence™バイオフェンスシステムで豊富な経験があり、世界中で100件以上のパイロットシステムと商用システムを操業しています。Varicon Aqua Solutions社は、何年も、自社の顧客に対して、ガラス管に変更するようアドバイスしてきました。現有のポリマー管に比べて耐用年数と洗浄の点で優れているためです。近年では、アイスランドとスウェーデンの2か所で、ショットのガラス管システムを使ったプロジェクトが新たに設置されました。