プレスリリース

2020-09-24, Mainz, Germany

ショット、孔開け加工技術を採用したガラス製品群「FLEXINITY®」の次世代版を日本で販売開始

- 正確な位置決めと位置合わせに不可欠な、より高い精度と公差を実現
- 多様な用途のニーズに合わせて、広範囲のガラスタイプ、物理的および化学的特性により多様性を向上
- 製品開発から量産まで、包括的なサービスを提供
ショットのFLEXINITY®の精度はより高まり、孔開けガラスに革新をもたらしています。(写真: SCHOTT AG)
ショットのFLEXINITY®の精度はより高まり、孔開けガラスに革新をもたらしています。(写真: SCHOTT AG)
ドイツの特殊ガラスメーカー、ショット(SCHOTT AG, 本社:ドイツ・マインツ市、取締役会会長:Dr. フランク・ハインリヒト)は本日より、孔開け加工技術を採用したガラスウエハーの製品群「FLEXINITY®(フレキシニティ)」の次世代版の販売を日本で開始することをお知らせします。継続的な開発と製造能力の向上により、SCHOTT FLEXINITY®の用途はさらに拡大し、この次世代版で半導体とセンサー、圧力センサー、カメライメージング、オプトエレクトロニクスとRF / ICパッケージ、バイオテクノロジーと診断、持続可能なエネルギーなど、幅広い業界の用途に合わせたソリューションの提供が可能になりました。

大きな技術革新をもたらすには、電子部品をより小型で高性能にする、高精度の孔開けガラスが必要です。さまざまな産業におけるイノベーションにより、用途ごとに特有の課題と材料要件を満たすことのできる孔開けガラスウエハーと薄板ガラスの需要が高まっています。また、電子部品における小型化のトレンドと高精度化のニーズの高まりは、電子部品の製造技術の高度化も牽引し続けています。このようなイノベーションは、非常に早い開発サイクルと幾度ものテストサンプルの設計変更を伴います。そのため、部品サプライヤーが、テストサンプルを含めそのような開発サイクルに対応するには、非常に高い柔軟性とスピードが求められます。ショットは、FLEXINITY®の製品範囲をさらに広げたことで、さらに精密かつ高度なカスタマイズに対応できるソリューションを求める部品メーカーの要求に応えることができます。また、ショットは製品設計・開発から量産まで、迅速かつ包括的なサービスを提供できます。

ショットの孔開けガラスウエハーおよび薄板ガラス製品群FLEXINITY®は、最高の精度を実現し、電子部品のさらなる小型化を可能にします。 初代のFLEXINITY®の公差が±25マイクロメートルだったのに対し、今回の次世代版では±10マイクロメートル未満と、さらに小さい公差を実現しました。厚みは極薄板の0.1から3.3 ミリメートル、直径は12インチ(30.48 センチメートル)と、より幅広い仕様で提供しています。大型の場合は、600ミリメートル幅まで対応しています。最小孔開け半径は、初代のFLEXINITY®が150マイクロメートルだったのに対し、今回の次世代版では100マイクロメートルになりました。

SCHOTT FLEXINITY®の比類のない精度により、あらゆるハイテク用途において、他の部品との正確な位置合わせと全体の効率化が可能になります。 また、加工できる孔の形状や数は非常に自由度が高く、加工するガラスも、ホウケイ酸ガラス(D263®製品群、MEMpax®、TEMPAX Float®)や無アルカリ板ガラスAF 32® ecoなど、多様なガラスタイプから選択できます。

ショットは長年にわたるさまざまな業界用途に応えてきた経験に基づき、用途で要求されるバルク特性、微細構造設計、寸法、表面品質および強度など、お客様が抱える特有の材料課題を解決するソリューションを提案します。

ショットでSpecial Flat Glass & Waferグループのグローバル事業展開部長兼プロジェクト・マネジャーを務める、ウルリッヒ・ペウハート博士は、次のように述べています。
「ショットは、技術能力を有し、最終用途に精通しているため、お客様のさまざまなニーズを理解しています。研究開発と技術サービスの専門家からなるチームが、お客様のもつビジョンを実現するために、それぞれにあった独自のソリューションをご提案いたします。」


FLEXINITY®は、マレーシアのペナンにある新しい生産ラインで製造されており、世界中のお客様に供給すべく、現在、同生産ラインをフル稼働させて大量生産しています。ショットは、サンプル製造における高い柔軟性と量産能力を備えたことで、お客様の開発を支える技術力が向上しました。今後はさらにお客様の製品の改良や革新的な新しいソリューション創生に貢献してまいります。


【参考リンク】 
・FLEXINITY® の製品ページ:

https://www.schott.com/advanced_optics/japanese/products/wafers-and-thin-glass/structured/flexinity.html
 ・孔開けガラスの技術について(英語):

https://www.schott.com/innovation/en/the-glass-structuring-revolution/

【動画】
・FLEXINITY®の紹介動画:https://www.youtube.com/watch?v=VJRVTEK-E-g
・圧力センサー向けFLEXINITY®の紹介動画:https://www.youtube.com/watch?v=_3GXn056GU8


ショットについて

ショットは、特殊ガラス、ガラスセラミックおよび関連ハイテク素材の分野をリードする国際的なテクノロジーグループです。130年以上の歴史をもつショットは、家電、医薬品、エレクトロニクス、光学、自動車、航空機など多くの産業のイノベーションパートナーです。ショットは世界34ヵ国に製造拠点および販売拠点を有し、グローバルに事業を展開しています。2018/2019年度のグループ売上高は約22億ユーロ、従業員数は約16,200人です。ショットグループの中核企業、ショットAGはドイツ・マインツ市に本社を置き、カール・ツァイス財団の完全子会社です。カール・ツァイス財団はドイツで最も長い歴史をもつ民間財団のひとつであり、ドイツ最大の科学振興財団です。財団企業であるショットは、従業員、社会、環境に対する社会的責任を重視しています。https://www.schott.com/

ショット日本について
ショット日本株式会社は、ドイツに本社を置く国際的なテクノロジーグループ企業、ショットグループの100%子会社です。滋賀県の水口事業場と、東京の東京営業部に、合計約220人の従業員を擁しています。ショットの日本における歴史は古く、1966年には、ショットグループのアジア初の拠点として、東京に販売子会社が設立されました。結晶化ガラス、光学ガラス、 薄板ガラス、管ガラスなどショット製品の 日本市場での販売を担当しているほか、水口事業場では気密端子(ハーメチックシール)や温度ヒューズなどの電子部品を2000年より製造しており、電子デバイス、家庭用電化製品、自動車、オプトエレクトロニクスなどに使用されています。主要製品のひとつである、ショットのセラン®は、その耐熱性を評価され、1977 年以降、リンナイ株式会社の加熱調理機トップレートに採用されています。https://www.schott.com/japan



本件に関する報道・出版関係のお問い合わせ先:
ショットグループ 広報代理
Kekst CNC 岸本
電話番号: 03-5156-0273
FAX番号: 03-5156-0188
Email: marika.kishimoto@kekstcnc.com
ショットは、製品開発から量産まで、包括的なサービスの提供が可能です。(写真: SCHOTT AG)
ショットは、製品開発から量産まで、包括的なサービスの提供が可能です。(写真: SCHOTT AG)
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