プレスリリース

2020-02-03, Mainz, Deutschland

ショット、2018/2019年度年次決算を発表:売上増加、今年度の設備投資額は過去最高となる見込み

- 連結売上高は前年度比5.1%増の22億ユーロを達成
- EBIT(金利税引前利益)は2億7,500万ユーロ、連結純利益は2億600万ユーロを記録
- 2019/2020年度の設備投資額は過去最高となる3億2,000万ユーロを予定
ドイツの特殊ガラスメーカー、ショット(SCHOTT AG、 本社:ドイツ・マインツ市、取締役会会長:Dr. フランク・ハインリヒト)は、2018/2019年度(2018年10月1日から2019年9月30日まで)も成長路線を堅持し、前年度に続き主要財務指標を改善しました

連結売上高は前年度比5.1%増の約22億ユーロでした。EBIT(金利税引前利益)は2億7,500万ユーロとなり、前年度をやや上回りました。連結純利益は2億600万ユーロでした。プレシジョン・マテリアルズ、オプティカル・インダストリー、ホームアプライアンスの3つすべてのセグメントが好調な業績に寄与しました。特に、医薬品容器用特殊ガラス管及びアンプル、バイアル、シリンジ、カートリッジなどの事業が堅調でした。一方、車載部品を供給しているエレクトロニックパッケージング事業部は自動車業界の厳しい状況の影響を受けました。そのような中でも、自動運転やE-モビリティなどの次世代技術は、ショットが提供する特殊用途のガラスに新たな機会をもたらします。グローバルトレンドに応え、ショットは日本においてもライフサイエンスやディスプレイ、また精密機器などの分野に画期的なイノベーションの可能性を拓く特殊ガラスを提供しています。

設備投資額は前年度比38%増の2億5700万ユーロで、50%以上はドイツ語圏の拠点に投資されました。主な設備投資のひとつとして、ガラスセラミックZERODUR(ゼロデュア)®の高い需要に応えるべく、ドイツ・マインツ市のガラスセラミック・コンピテンス・センターを拡張しました。また、ドイツ国外では、インドの既存工場の生産能力の増強を行ったほか、中国の新規製造拠点の建設を開始しました。

取締役会会長Dr. フランク・ハインリヒトは、ドイツで開催した年次決算報告会見で、次のように述べました。「世界経済の厳しい状況の中で、昨年度は、目標を達成することができただけでなく、引き続き事業を好調に伸ばすことができ、大変嬉しく思っています」
また、最高財務責任者(CFO)のDr. イェンス・シュルテは、自己資本比率32%と堅調な水準を維持することができたと説明し、次のように述べました。「ショットの財務状況は良好で、自律的な成長や買収の余地が十分にあります」

グループ従業員数は前年度より増加し、16,200人(ドイツ国内:5,800人)となりました。また、オーストラリアのマイクロ流路製品メーカー、MINIFAB (ミニファブ)を買収し、ポリマー製品ソリューションを加えて診断機器事業を強化しました。MINIFABはマイクロ流路診断製品の開発・受託製造の専門メーカーで、カスタムのポリマー性マイクロ流路製品の分野におけるマーケットリーダーです。

2019/2020年度の見通し:生産能力を拡大し、クライメイト・ニュートラル(気候中立)へと舵を切る
 

ショットは、今年度最初の3カ月間を良好に滑り出し、通期で3~6%の売り上げの伸びを見込んでいます。また、医薬品容器用特殊ガラスや、折り畳みスマートフォン向けの超薄板ガラスなどの領域での需要が伸びると予測しています。

2019/2020年度の設備投資は過去最高の3億2,000万ユーロを予定しています。特に、医薬品容器事業では、中国とインドの拠点において生産能力の増強に重点的に投資する予定です。ドイツ国内でも、ミュルハイム市の医薬品容器事業拠点への投資に加え、マインツ市とイエナ市の製造拠点で特殊ガラスの生産能力拡大のための投資を計画しています。

日本では、ショット日本株式会社の水口事業場が設立20周年を迎えます。滋賀県甲賀市にある水口事業場は、2000年にショットと日本電気株式会社(NEC)の合弁会社として設立され、2018年にショットグループに完全統合されました。ショットは今後も、水口事業場と東京営業所の2拠点の連携を通して日本での地位をさらに強化していくことを目指します。

また、ショットグループは、環境保護と気候変動対策にさらに注力します。取締役会会長Dr. ハインリヒトは、「責任ある持続可能な発展を視野に入れ、ショットは、クライメイト・ニュートラル(気候中立)な会社になるという、明確な目標を掲げています。今年度は、この目標への道筋を定め、一貫して取り組んでいきます」と述べています。


ショットについて
ショットは、特殊ガラス、ガラスセラミックおよび関連ハイテク素材の分野をリードする国際的なテクノロジーグループです。130年以上の歴史をもつショットは、家電、医薬品、エレクトロニクス、光学、自動車、航空機など多くの産業のイノベーションパートナーです。ショットは世界34ヵ国に製造拠点および販売拠点を有し、グローバルに事業を展開しています。2018/2019年度のグループ売上高は約22億ユーロ、従業員数は約16,200人です。ショットグループの中核企業、ショットAGはドイツ・マインツ市に本社を置き、カール・ツァイス財団の完全子会社です。カール・ツァイス財団はドイツで最も長い歴史をもつ民間財団のひとつであり、ドイツ最大の科学振興財団です。財団企業であるショットは、従業員、社会、環境に対する社会的責任を重視しています。https://www.schott.com/ 

ショット日本について
ショット日本株式会社は、ドイツに本社を置く国際的なテクノロジーグループ企業、ショットグループの100%子会社です。滋賀県の水口事業場と、東京の東京営業部に、合計約220人の従業員を擁しています。ショットの日本における歴史は古く、1966年には、ショットグループのアジア初の拠点として、東京に販売子会社が設立されました。結晶化ガラス、光学ガラス、 薄板ガラス、管ガラスなどショット製品の 日本市場での販売を担当しているほか、水口事業場では気密端子(ハーメチックシール)や温度ヒューズなどの電子部品を2000年より製造しており、電子デバイス、家庭用電化製品、自動車、オプトエレクトロニクスなどに使用されています。主要製品のひとつである、ショットのセラン®は、その耐熱性を評価され、1977 年以降、リンナイ株式会社の加熱調理機トップレートに採用されています。https://www.schott.com/japan
 
本件に関する報道・出版関係のお問い合わせ先:
ショットグループ 広報代理
Kekst CNC 岸本・斎藤
電話番号: 03-5156-0273 (岸本)/ 03-5156-0189 (斎藤)
FAX番号: 03-5156-0188
Email: marika.kishimoto@kekstcnc.com / ai.saito@kekstcnc.com

 
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