Two clear tubes made with DURAN® glass tubing

空気圧搬送システム

空気圧搬送システムは、多くの製造工場で効率的な生産を行う装置としてますます重要になりつつあり、工場内で原材料を迅速かつ効率的に移動させることができます。 しかし、材質によっては、搬送システムを構成する配管やベンド管がすぐに摩耗して欠陥を生じ、製品汚染や交換のリスクが 発生することもあります。 これにより、生産ロスや工場のシャットダウンにつながることがあります。 弾力性と耐久性に優れた配管やベンド管は、空気搬送システムの寿命を延ばし、生産性と出力を高めます。

効率的な空気圧搬送の課題

最新の搬送システムはこれまで以上に大型で複雑な作業を行いますが、配管、ベンド管、エルボ部品への物理的な要求は変わりません。 材料が急速に流れると、チューブが破壊されることがあります。材料が摩耗性が高いほど、配管が早く摩耗してしまいます。 配管が摩耗すると、小さな粒子がシステムに入り、最終製品を汚染します。 これは、輸送される材料が食品、医薬品、または絶縁体である場合、特に重大な問題となります。 劣化や汚染を防止するためには、配管やベンド管の部分が中性・弾性の素材でできており、優れた機械的耐久性と低摩耗性を備えていることが重要です。

曲げ部分のある空気搬送システムの断面
頑丈で透明、幅広い製品ポートフォリオ

SCHOTT は、空気圧搬送システム用に特別に設計された幅広いガラス管、ベンド管、エルボを製造しています。 耐久性に優れた DURAN® ガラス管を採用した当社の曲げ加工は、ステンレス鋼の 10 倍の寿命を持ち、極めて摩耗性の高い材料の輸送に適した究極の硬度を備えています。

また、ガラスの透明性は、システムを通過する材料を簡単に監視する利点があり、低摩耗性と高い食品グレード特性により特に食品業界に適しています。 静電気放電の信頼性を高めるため、すべてのガラス管に銅製の導電性テープを装着することをお勧めします。

SCHOTT の空気圧搬送システム用ガラス管