ヨーロッパ南天天文台(ESO)の超大型望遠鏡(ELT)における反射鏡基板として採用されている、ショットの超低膨張ガラスセラミック「ゼロデュア (ZERODUR®)」。高度な要件を満たして、重さ10トンを超える母材から厚さ10センチのガラスを削り出し、ELTによる鮮明な宇宙の映像の撮影を実現と先進的な宇宙研究に貢献します。
航空、天文、宇宙
新しい惑星の探索、気象予測、高速半導体チップやフレキシブル・ディスプレイの開発など、新しいものの発見や開発には、100万分の1ミリメートルに至る精度が不可欠です。特殊ガラスセラミック「ZERODUR®(ゼロデュア)」は、温度変化や高い圧力に対する高い耐久性と優れた機械加工性・均質性をもち、革新的なアイデアを確実に現実にする素材です。
宇宙探査を進め、大気圏外宇宙について深い洞察を得るために、ヨーロッパで建設中の超大型望遠鏡(ELT)。ショットの超低熱膨張ガラスセラミック、「ゼロデュア(ZERODUR®)」は、ELTの反射鏡基板に求められる複雑な要求に応え、5枚の反射鏡のうち4枚の反射鏡基板に採用され、先進的な宇宙研究に貢献しています。