リチウムイオンバッテリー用ガラス封止リッド
特長
ショットのガラスとアルミニウムの封止技術を使用することで、以下のようなことが可能になります。
完全なバッテリーリッドシステム
弊社は、コンデンサ用をはじめ、角型および円筒型セル用にGTAS®リッドシステムを提供しています。
利点:
- シンプルなリッド設計
- -40°C ~ +125°C 以上の高耐熱性
- 耐電解液ガラス封止によるセルへの湿気の侵入を防止
- 電極封止部からの電解液漏れを防止
- 気密ハウジングによりバッテリーの安全性を向上
完全なバッテリーリッドシステム
弊社は、コンデンサ用をはじめ、角型および円筒型セル用にGTAS®リッドシステムを提供しています。
利点:
- 取り付けやすさ:リッドシステムはセルケースに直接溶接可能です。
- カスタム設計により既存の製造工程への組み込みが容易です。
- 試作品から量産品まで:弊社では自社開発・生産しています。
用途
高性能かつストレージ容量が大きいため、リチウムイオンバッテリーは、家電製品において広く使用されています。製品寿命は(通常3年以下)短いため、有機材料であるプラスチックを用いたパウチセルが有効と考えられています。しかし、有機材料であるプラスチックは経年劣化しやすく、時間とともに気密性と安全性が低下します。
電気自動車、風力やソーラー技術などバッテリー寿命の向上が必要とされる用途では、大幅に耐久性が向上した材料が必要となります。弊社のガラスとアルミニウムの封止によるバッテリーリッドは、それらの要求に対応しています。
電気自動車、風力やソーラー技術などバッテリー寿命の向上が必要とされる用途では、大幅に耐久性が向上した材料が必要となります。弊社のガラスとアルミニウムの封止によるバッテリーリッドは、それらの要求に対応しています。

仕様
技術
ショットは1930年代から、ガラスと金属の封止(GTMS)技術を用いた気密ハウジングの製造を行ってきました。この技術は、塩化チオニルリチウム(Li-SOCl2)電池用バッテリーカバーにおいて十分な実績をあげています。
20年以上に及ぶ一次電池封止の経験に基づく、この革新的なガラスとアルミニウムの封止技術は、長寿命が求められるリチウムイオン電池やコンデンサ用に開発された技術です。
ガラスを電極周囲で溶融させ、電気絶縁を施し、機械的強度を高め、フィードスルー開口部の中央に導体を取り付けます。特殊ガラスの熱膨張係数を金属(この場合にはアルミニウム)の熱膨張係数に一致させ、冷却時に圧縮応力を生じさせます。それにより、機械的圧力がかかった場合や温度が大幅に変化した場合でも、固化したガラスによって導体がしっかりと固定されます。
ショットは1930年代から、ガラスと金属の封止(GTMS)技術を用いた気密ハウジングの製造を行ってきました。この技術は、塩化チオニルリチウム(Li-SOCl2)電池用バッテリーカバーにおいて十分な実績をあげています。
20年以上に及ぶ一次電池封止の経験に基づく、この革新的なガラスとアルミニウムの封止技術は、長寿命が求められるリチウムイオン電池やコンデンサ用に開発された技術です。
ガラスを電極周囲で溶融させ、電気絶縁を施し、機械的強度を高め、フィードスルー開口部の中央に導体を取り付けます。特殊ガラスの熱膨張係数を金属(この場合にはアルミニウム)の熱膨張係数に一致させ、冷却時に圧縮応力を生じさせます。それにより、機械的圧力がかかった場合や温度が大幅に変化した場合でも、固化したガラスによって導体がしっかりと固定されます。