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20.04.2012

ショット、2種類の高耐久性赤外線カットフィルターを発表 〜耐熱性と耐湿性に優れ厳しい環境下でも性能を発揮〜

*本プレスリリースは、2012年1月24日に米国・サンフランシスコで発表された報道用資料の抄訳に国内情報を追加したものです。

ドイツの特殊ガラスメーカー、ショット(SCHOTT AG、本社:ドイツ・マインツ市、取締役会議長兼CEO:ウド・ウンゲホイヤー)は、アドバンスドオプティクス事業部よりBG60 とBG 61 という2種類の色ガラスフィルターを発表いたしました。耐候性 (耐熱性と耐湿性) に優れたこれらのブルーガラス (BG) フィルターは、デジタルカメラをはじめとする、画像センサーを使用するアプリケーションで光線中の赤外線を遮断するのに適しています。日本では、ショット日本株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:湯川愛里)を通じて販売いたします。

現在、画像センサーは身の周りの製品に広く使用されています。携帯電話やノートパソコン、コンパクトデジタルカメラや一眼レフカメラのほか、ラインスキャンカメラや距離計にも内蔵されているこれらのCCD、及びCMOSセンサーには、多くの場合に自然な色合いを出すための赤外線 (IR) カットフィルターが備わっています。これらのフィルターのおかげで、デジタルカメラは、私たちの目と同じように自然な色合いを再現します。

しかし、多くのIRフィルターはリン酸塩を含有しており、生産現場や暑い夏の日など、特に高温や高湿度の場所では、これに結露が発生してしまう可能性があります。すると、フィルターの表面が腐食し、曇りが生じてしまうことがあり、その結果、可視光に対し求められる透明度が低下してしまいます。

ショットが新たに開発した赤外線カットフィルターガラス、BG60 とBG61 は、厳しい環境下でも性能を発揮するよう設計されています。この業界で最も厳格な仕様である85℃の温度と85%の相対湿度下の試験において、これらのガラスの表面には何百時間にも渡り腐食が発生しませんでした。従来のものに更なるコーティングを施した結果、これらは1000時間以上に渡って完全な透明性を保ち、表面腐食が一切発生しません。

連続工程の中でガラスを溶解し、透過率と波長特性を一定に保った卓越した再現性も実現しました。組成と加工を最適化することで、新製品のBG フィルターは非常に高い曲げ強度を持ち、これによって最良の機械加工性を保証し、高い耐久性を要するアプリケーションへの使用も可能にしています。

BG フィルターの用途は、医療、画像処理、監視、並びに空港照明やレーザー安全性アプリケーション等の産業分野の用途等、広範に及びます。BG60は板厚が0.3mmで、633nm 周辺の波長で50%の透過率 (T50) を有します。一方、B61 は、647nm 周辺でT50を有します。BG60 と BG61 のどちらも、ショットの現行BGシリーズよりはるかに高い耐候性を有します。BG61 の方が通過帯域が広く、このため追加の干渉コーティングが簡素化されます。

来る4月25日(水)〜27日(金)の期間、パシフィコ横浜で開催される「レンズ設計・製造展2012 (主催:日本光学会、及びNPO法人 日本フォトニクス協議会)において、ショットはBG フィルターの新製品と、さらにお客様のあらゆる特定要件に応じるべく、250nmから1200nmの波長に対応する、多岐に渡る光学ガラスフィルターを展示いたします。様々な板厚で製造・研磨され、供給されるこれらの製品は、光学フィルターを強化するための反射防止 (AR)コーティングや追加の干渉コーティングを加えて納品することも可能です。

ショットの生産ラインでは、透過させたい波長範囲を選択して透過させるバンドパスフィルター、より長い波長範囲を透過させるロングパスフィルター、より短い波長範囲を透過させるショートパスフィルター、並びに特に可視範囲において透過率をほぼ一定に保つ減光フィルターを取り揃えています。異なるフィルターを組み合わせることで、更なるフィルター効果が得られます。

以上


ショットについて:
ショットは、特殊ガラス・材料、先進技術分野で125年以上の歴史を有する国際技術グループ企業です。当社は多くの製品分野で世界No.1の企業として評価されています。事業の中核を担う市場としては、家庭用電化製品、太陽光発電、医薬品、電子機器、光学機器、輸送、建設の各業界があげられます。当社は、お客様の成功に貢献すること、そして高品質製品と高機能ソリューションを通じて人々の生活に欠かせない存在となることを目指しています。また持続可能な方法により事業を管理し、従業員と社会、環境への支援に努めています。当グループは、全ての主要市場に製造・販売施設を所有し、お客様との密接な関係を保っています。当社では、約17,000人の従業員が勤務しており、2011年度には、全世界で約29億ユーロの売上高を計上しました。マインツ(ドイツ)に本社を構えるショットは、カールツァイス財団の傘下企業です。

ショット日本について:
ショット日本は、ショットグループのアジア初の販売子会社として、1966年に設立されました。今日に至るまでの45年間、ショット日本はショット製品の日本市場での販売を担当しています。主要製品は結晶化ガラス、光学ガラス、薄板ガラスおよびタッチパネル用カバーガラスなどです。ショットの主要製品のひとつセラン ガラスは、その耐熱性を評価され、1977年以降、リンナイ株式会社の加熱調理機のトッププレートに採用されています。2000年には、NECとの合弁会社である「NEC SCHOTTコンポーネンツ株式会社」を設立、2010年には内外硝子工業との合弁会社「ショットナイガイ株式会社」を設立、さらに株式会社モリテックスの株式の大量取得など、ショットは日本での活動を活発化させています。

各種製品に関する詳細な情報は、以下をご参照下さい。
http://www.schott.com/japan/japanese/index.html

印刷向け画質の写真のZIPファイルは以下のリンクからダウンロードできます。
http://www.schott-pictures.net/presskit/156456.bluefilter

他の広報用の写真は、以下よりダウンロードできます。
http://www.schott-pictures.net

【画像No:156988】BG60とBG61はどちらも優れた耐候性と光学性能でカメラデバイスにおいてより良い画像を提供します。出典:ショット



【本資料に関する報道関係者のお問合せ先】

SCHOTT AG (ショット社)
Christine Fuhr (クリスティーン・フー)
PR Manager/Corporate Public Relations (PRマネージャー/コーポレート広報部門)
Office: +49 (0)6131/66-4550
Fax: +49 (0)6131/66-4041
Email: christine.fuhr@schott.com
www.schott.com

SCHOTT AG 広報事務局(MSL JAPAN内)
Toshimune Takada (高田俊宗)
Office: +81 (0)3/5719-8901
Fax: +81 (0)3/5719-8919
Email: toshimune.takada@msljapan.com

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